分解・洗浄が簡単

スチームトラップ内部にドレンを滞留させない

ドレンが速やかに排出されるように、本体内側は凹凸が少なく滑らかな形状としました。
さらに、確実にドレンを排水して内部に水が残留することを防止するために、底面に小穴を設置しました。
完全にブローすることでドレン水中に含まれる媒体による反応や微生物による製品の汚染などを防止します。

スチームトラップ内壁に液だまりを作らない

ボディーとカバーの接合部をヘルール仕様のクランプ止めとすることで凹凸を減らしたシンプルな構造を実現しました。高精度研磨フロートを採用し、内壁面には2種類の表面処理をラインアップしました。
高精度研磨フロートを採用し、内壁面には2種類の表面処理をラインアップしました。

• SS5-P (0.8μm Ra/バフ研磨のみ)
• SS5-EP (0.4μm Ra/電解研磨+バフ研磨)：オプション

スチームトラップ内壁面に液だまりができにくい仕様です。

ドレンの連続排出

ドレン流入量に応じてフロートが上下し、弁開度を自動調節、ドレンを連続排出します。そのため、装置内にドレンを滞留させません。

ドレン回収にも最適

フロートタイプは入口圧と背圧が向かい合う方向でそれぞれ閉弁力と開弁力として作用しているため、90%の背圧がかかっても正常に作動します。そのため、クローズド回収などドレン回収用途に最適です。それに対してディスクタイプは入口圧と背圧が同じ方向でどちらも開弁力として作用するため、許容背圧は50%しかありません。