1. ホーム
  2. 製品情報
  3. スチームトラップ
  4. クリーンスチームトラップ

流体制御機器

クリーンスチームトラップ

内部液溜まりがなく、分解清掃が容易な
サーモスタティック・スチームトラップ

内部に液だまりができない構造になっているクリーントラップです。本体がクランプ止めになっているため、分解清掃が容易です。TLVはフリーフロート式とサーモスタティック式の2種類を提供しており、共に内外面仕上げの程度を含め、複数の型式を揃えています。

使用圧力範囲 0.01MPaG ~ 0.60MPaG
使用温度範囲 0℃ ~ 165℃

特長

トラップ内部に水が残留しにくく衛生的、分解洗浄も簡単

スチームトラップ内部の残留水・液だまりをなくして雑菌の繁殖を抑制。本体はクランプを使用した2分割構造で、分解洗浄が容易です。

接液部には低溶出のSUS316L系材質を使用

成分溶出を防止するため、ボディ本体、X-エレメントなど接液部には低溶出性のSUS316L系材質を使用。接液しないクランプにもSUS304系ステンレス材を使用したオールステンレス仕様です。

ガスケットにはFDA、USP、EN適合材質を使用

ガスケット部分にはFDA(米国食品医薬品局)、USP(アメリカ薬局方)、EN(ヨーロッパ薬局方)適合の樹脂を使用しています。

バフ研磨、電解研磨から選べる内外面表面仕上げ

残留水・液だまり対策、耐食性向上に効果がある表面仕上げは、バフ研磨、電解研磨、それらの組み合わせから選択できます。

オールステンレス仕様がクリーンルームやサニタリー配管に調和
“X-エレメント”を採用

X-エレメントは標準型のBタイプ(飽和温度マイナス約6℃で開閉弁)とTタイプ(飽和温度マイナス約22℃で開閉弁)があります。

用途

クリーンスチーム・ピュアスチーム系統のドレン排除

  • バイオ・医薬品製造・医療殺菌・食品など
  • 注射液・注射剤・注射水、輸液製剤などの製造工程
  • オートクレーブ(滅菌器、殺菌機、消毒器)などのドレン排除及びそれらへ供給する蒸気ラインのドレン排除
  • サニタリー配管のドレン排除
  • SIP(定置滅菌)による無菌化工程のドレン排除

トラップ内部に水が残留しにくい

専用X-エレメント採用 / ドレンの残留を防止

LV6シリーズには専用X-エレメントを採用し、特にLV6-SF/LV6-Pは、新たに開発された開口部を大きく設けた特殊形状(フリードレン形状)のX-エレメントを採用しました。このフリードレン形状は、本体内のみならずエレメント内のドレンの残留を極力防ぐ構造で、洗浄も容易です。

LV6シリーズの弁口は底部にあるため、ドレンが本体に残留しにくい構造です。

サーモスタティック クリーンスチームトラップ(LV6シリーズ)

LV6専用X-エレメント

下ケースに大きな開口部を設けた
フリードレン形状X-エレメント
(LV6-SF/LV6-P)

本体接続はクランプを採用 / 分解・洗浄が容易

内部洗浄を容易にするため、接続部はクランプ構造を採用し、分解、組立も容易です。

X-エレメントとは

X-エレメントはサーモリキッド(感温液)とその力を伝えるダイヤフラム、弁で構成され、蒸気雰囲気中では閉弁し、ドレンや空気などの不凝縮気体が周囲にあれば開弁する機能をもつエレメントです。バイメタルでは排除できなかった高温の不凝縮気体も排除できます。この機能はサーモリキッドの特性によるものです。

X-エレメント断面図

サーモリキッドも水と同じようにある圧力下で、ある温度以下では液体であり、ある温度以上になると気体となって膨張します。気体になる温度は、水が蒸気になる温度よりも6℃(エアベント用は22℃)程低い温度であるため、周囲が蒸気雰囲気の時にはサーモリキッドは気化しており、膨張したサーモリキッドの入った部屋がダイヤフラムを押し、ダイヤフラムと一体化した弁と弁口の間にあった隙間を閉じます。

逆にX-エレメントの周囲が低温である場合(ドレンや空気のある状態)は、サーモリキッドが液状の状態であり、弁は押されず、弁と弁口の隙間からドレンや空気が排出されます。

※標準型のBタイプ(飽和温度マイナス約6℃で開閉弁)とTタイプ(飽和温度マイナス約22℃で開閉弁)があります。

X-エレメント飽和曲線

通常の作動の場合

X-エレメント:通常の作動の場合

フェイルオープン機構(ダイヤフラムが破損した場合)

X-エレメントはダイヤフラムが破損した時、開弁状態(フェイルオープン)になるように設計されています。

スチームトラップは、故障した時、開弁状態を維持する場合(吹き放し)と閉弁状態を維持する場合(フン詰まり)があります。閉弁状態となれば、装置の運転を止めて故障トラップを交換出来ない連続プロセスにおいてはドレンが滞留し、装置に加熱不良を引き起こします。逆に開弁状態となれば蒸気が引き続き供給され、装置で生産し続けることができます。この機構はダイヤフラムが破損した時、蒸気やドレンが流入してエレメントが膨張し、弁が弁口と接触し閉弁状態になったとしても、破損時には弁中央部にある小穴を通って、弁口からドレンなどが流れるようにしたものです。

X-エレメント:フェイルオープン機構(ダイヤフラムが破損した場合)

一次側圧力が維持される限り、弁は押し上げられて全開状態“フェイルオープン”をキープします。

X-エレメント:フェイルオープン機構(ダイヤフラムが破損した場合)

「クリーンスチームトラップ」に関連する情報

製品関連情報