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流体制御機器
大容量バキュームブレーカー
VB3シリーズ
大容量バキュームブレーカーの選定に必要な項目
選定にあたっては、下記の項目の確認が必要です
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1) 設置目的の確認
多量のエアを吸い込むことにより真空を防止(真空破壊)。初期の急速排気機能も求める。
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2) 使用条件の確認
使用流体と圧力、温度、必要吸気量、必要排気量(急速排気弁として)等
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3) 呼径、接続方法、要求材質等
以上の項目から各ステップにて適正型式を選定してください。
大容量バキュームブレーカーの種類
大容量バキュームブレーカーの選定ステップ
<ステップ 1> 型式の絞り込み
- 使用流体、使用条件等から、下記の選定表より該当する型式の製品仕様書(PDF)に進んでください。
- *1標準空気(20℃、大気圧換算)で、吸気量は差圧0.05MPaの時、排気量は差圧0.1MPaの時
- *2水にも使用可能
※以下は該当する型式の製品仕様書(PDF)で確認し、適正型式を選定ください。
<ステップ 2> 使用流体、材質の確認
- ステップ1で選択した型式の材質を確認してください。標準材質が条件に合致しない場合はオプション材質も確認、検討してください。
<ステップ 3> 流量の確認
- 本来の真空破壊機能の吸気量は、小さな差圧下での吸気能力の確認が重要です。低差圧下での吸気量を確認ください。
- TLVの大容量バキュームブレーカーVBシリーズは初期急速排気弁の機能も兼ね備えています。この機能は、立ち上げ時のみ(送水開始時など)で、排気能力グラフはエア雰囲気のみでの排気量をグラフ化しています。一般的には、通常運転圧力になるまでに排気完了して閉弁していることを考慮して流量を確認願います。さらなる排気量を求められる場合、単独の急速排気弁の追加設置も検討ください。
<ステップ 4> 呼径、接続仕様等の確認
- 選定した型式の最高使用温度や呼径、接続仕様などが希望のものかを確認してください。