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流体制御機器
ディスク・スチームトラップ(ThermoDyne)
A3N・AF3N
構造断面図
型式 | 断面図 | |
---|---|---|
![]() A3N | A3N・AF3N | ![]() |
![]() P シリーズ | P21S ver.C P46S P46SRN P46SRM P46SRW P65SRN | ![]() |
![]() HR シリーズ | HR80A HR150A HR260A | ![]() |
トラップの選定に必要な項目
選定にあたっては、下記の項目の確認が必要です
1) 用途(使用箇所)の確認
蒸気輸送配管、装置、暖房・空調、トレース等
2) 使用条件の確認
トラップ前後の圧力関係、温度、ドレン量等
- *トラップ出口側圧力はトラップ入口側圧力の50%以下の使用条件であれば使用可能です。
3) トラップの呼径、接続方法、要求材質等
以上の項目から各ステップにて適正型式を選定してください。
ディスク・スチームトラップの選定ステップ
<ステップ 1> 型式の絞り込み
- 使用する用途、使用条件から、下記の選定表より該当する型式の製品仕様書(PDF)に進んでください。
(1) 使用圧力 MPaG | (2) 最高 使用温度 ℃ | (3) 本体構造 | (4) 本体 標準材質 | (5) 最大 排出流量 kg/h | 用途*1 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
蒸気 輸送 配管 | 装 置 *2 | 暖 房 空 調 *2 | トレース | ||||||||
配 管 | ジ ャ ケ ッ ト | 計 装 | |||||||||
0.03~1.6 | 220 | 要部ユニット 交換可 | 鋳鉄 | 1700 | A3N AF3N | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
0.03~2.1 | 425 | ステンレス鋼 | 385 | P21S ver.C*3 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
0.03~4.6*4 | 480 | P46S | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
0.03~4.6 | 要部ユニット 交換可 | 炭素鋼 ステンレス鋼 | 740 | P46SRN | ○ | ○ | ○ | ||||
1360 | P46SRM | ○ | ○ | ○ | |||||||
炭素鋼 | 2520 | P46SRW | ○ | ○ | ○ | ||||||
0.03~6.5 | 炭素鋼 ステンレス鋼 | 470 | P65SRN | ○ | |||||||
0.8~8.0 | 475 | クロムモリブデン鋼 | 190 | HR80A | ○ | ||||||
1.6~15.0 | 550 | 220 | HR150A | ○ | |||||||
1.6~26.0 | 230 | HR260A | ○ |
- *1ここに示す用途はあくまでもガイドラインです。実際には使用条件によって各種用途に使用できる場合がありますので、選定に対しご不明な場合はTLVへご相談ください。
- *2細かな温度コントロールを必要とする装置にはフリーフロート・スチームトラップをご使用ください。
- *3銅管トレースなど、銅の析出による詰りの発生が懸念される用途に最適です。
- *4長期間、最高の性能を発揮し続けるために、2.1MPaG以下での使用を推奨します。
※以下は該当する型式の製品仕様書(PDF)で確認し、適正型式を選定してください。
<ステップ 2> 材質の確認
- ステップ1で選択された型式の標準材質でいいか確認ください。該当しない場合はオプションを確認し、それでも該当しない場合は他の型式を確認ください。
<ステップ 3> 流量の確認
- 使用箇所のトラップにかかる圧力条件により、作動圧力差から排水能力グラフより安全率を考慮し、要求する流量を満足するか確認ください。ディスク・スチームトラップは間欠排出するため、指定なき場合の流量安全率は2以上を確保ください。
<ステップ 4> 呼径、接続仕様等の確認
- 選定した型式の呼径、接続仕様などが希望のものかを確認してください。