システム製品
真空用ドレン回収ポンプ
CP-Vシリーズ
各種低圧蒸気プロセスからのドレン排除と圧送
復水器が建屋上層階にある蒸気タービン
清掃工場・クリーンセンター
復水器が上層階にあるタービンでは排気管が立ち上がり配管となり、最低箇所にドレンがたまります。排気管内は負圧のため、ドレンの排出には真空ポンプを使います。
確実なドレン排除でタービンの安定運転をサポートします。
塗工機熱風ヒーター
フィルム工場・製紙工場
ドレン回収配管を真空ポンプを使って負圧にすることで、ドレン滞留が発生しやすい低温熱風生成時でも確実にドレンを排除します。安定した熱風温度が得られるため、ヒーターがパンクするリスクも低減します。高温熱風生成時は回収配管を切り替えます。
食品工場や厨房
給食センター・セントラルキッチン
ドレン回収配管が上方に設置されている場合でも、回収管全体を負圧にすることによりスチームトラップの作動圧力差を確保し、比較的低圧で使用する装置からも確実にドレンを排除します。
昇温不足や昇温時間の増加に悩まされず操業できます。
プレートヒーター
清涼飲料工場・アルコール飲料工場
ドレン回収配管を真空ポンプで負圧にすることにより、温度制御の結果ドレンが滞留しやすいプレート式熱交換器から確実にドレンを排除します。
熱交換器の温度ムラを解消することで、安定した加温や殺菌を実現します。
空調(蒸気暖房)
病院・ビル(庁舎・大学・研究機関) ・ 自衛隊(隊舎・庁舎・厚生棟) ・ 刑事施設(寮舎・工場棟・管理棟)
供給蒸気圧力が低圧である暖房機器でも、真空ポンプを使ってドレン回収配管を負圧にすることで、スチームトラップの作動圧力差を確保します。これにより安定した暖房を維持します。
複数装置(低温・低圧用途)のドレンを真空により強制排除事例
1台の真空用ドレン回収ポンプ(CP-V)で、ビルや病院の各フロアーの空調機械室に設置されている複数の熱交換器から発生するドレンを排除し圧送します。