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流体制御機器

渦流量計(発信器)

工場の流量測定に!
広い計測範囲と高精度計測に加えて
蒸気乾き度計測機能(※)も搭載できる渦流量計

蒸気、空気、水の流量測定ができるEF200は、渦流量計の特長である高精度計測と広い計測範囲(レンジアビリティ)に加え、補正用温度センサー内蔵のため発信器単体で飽和蒸気の質量流量補正演算が可能。標準装備の表示部は大きなディスプレイで見やすく、アナログ出力とパルス出力が同時出力でき、現場表示に使用しながら遠隔モニタリングが可能です。
蒸気乾き度計測機能(※)、過電圧保護機能(落雷対策)(※)も搭載でき、工場の流量測定・管理に最適な流量計です。
※オプションです

使用圧力範囲 0.00MPaG ~ 4.96MPaG
使用温度範囲 -200℃ ~ 400℃

特長

  • 広い測定範囲の高精度計測が可能
  • 大きくて見やすく、日本語表示も可能な内蔵液晶画面
  • 蒸気乾き度計測機能、過電圧保護機能(落雷対策)をオプションとして搭載可能
  • 補正用温度センサー内蔵により発信器単体で飽和蒸気の質量補正計算及び表示可能
  • アナログ(瞬時流量など)・パルス(積算流量など)同時出力可能
  • 可動部がない単純構造なので耐久性大
  • 圧力損失が小さい
  • ウェハータイプは全サイズ面間寸法共通

用途

  • 蒸気配管、プロセスの蒸気流量計測
  • ドレン回収量の測定
  • ボイラー給水量の測定

使いやすい流量計

見やすい画面で、データ取得も容易
  • 内蔵液晶表示画面には、瞬時流量・積算流量・温度・エネルギー流量等を4種類同時に表示可能。測定値とバーグラフを合わせて表示することもできます。
  • 離れた場所からも確認できるよう、文字サイズの拡大が可能です。
  • データや設定メニューの日本語表示が可能です。
  • 自己診断機能によりエラー結果や、エラー状態からの復帰方法を表示します。
  • アナログ出力とパルス出力の両方を標準装備し同時出力が可能です。
  • 瞬時流量をペンレコーダーで記録できます。
  • カウンターで積算流量を表示できます。
  • アナログ出力スパンやパルスの重み付けが変更可能で、各種データロガーやプログラマブルコントローラーへ直接入力可能です。
  • 設定内容が表示モジュール内にバックアップされるため、再設定時の復元時間を大幅短縮。表示モジュールを本体から分離し、別のEF200の設定に複製すれば、複数台設定時の大幅な時間短縮も図れます。
設置が容易

表示器内蔵型流量計は、表示器内蔵でありながら保護構造がIP66/IP67で屋外での設置も可能です。また表示器部分は簡単に設置角度(表示部が45°刻みでセット)や方向を変更可能など設置も容易です。

表示器部分は簡単に設置角度(表示部が45°刻みでセット)や方向を変更可能など設置も容易です。

表示器分離型流量計は本体発信器と表示器を30m以内の離れた場所に設置することが可能です。
本体発信器はラック上の配管に、表示器は見やすいところに設置して運用できます。EF200型流量計は渦流量計なので、管工事は配管を切り込んで本体をインラインに設置するだけ。導圧管等の管工事は不要です。電源については、外部から12Vから35VのDC電源を供給してください。

渦流量計 EF200の広い測定範囲での高精度計測を示したグラフ

流量計の接続例

飽和蒸気 温度と圧力両方変動する流体(エア・過熱蒸気)
流量計の接続例:飽和蒸気 流量計の接続例:温度と圧力両方変動する流体(エア・過熱蒸気)
飽和蒸気では圧力が変動する場合でも質量補正計算及び表示は発信器単体でできます。 流量計に圧力トランスミッター+EC351(表示器)を組み合わせると、過熱蒸気・エア計測において圧力が変動する場合でもリアルタイムの補正演算が行えます。

広い測定範囲での高精度計測

流量変動の大きなプロセスや装置でも、広い範囲の高精度な計測が可能です

渦流量計 EF200の広い測定範囲での高精度計測を示したグラフ

オリフィス式流量計との比較

下記比較表で明らかなように、渦流量計EF200は蒸気用途で使用されている従来のオリフィス式流量計に比較して大きなメリットがあります。

比較項目 渦流量計(EF200) 一般的なオリフィス式流量計
レンジアビリティ 1:26 1:5
精度 指示値の±2% フルスケールの±1~5%
圧力損失
取付工事 配管に直接挟み込むだけ シールポット、導圧管が必要
メンテナンス
(調整点検の必要性)
調整、点検不要
  • 差圧伝送器のゼロ点、スパン調整
  • 導圧管の漏れ点検およびシールポットの液面点検

静電容量式DSCセンサーによる流速の計測

流れの中に置かれた物体の下流では、左右交互に規則正しく渦の列が発生します。この渦の列をカルマン渦列と呼びます。渦流量計は、ある一定の条件下においてカルマン渦列周波数と管内流速(体積流量)が比例するところに着目。カルマン渦周波数を静電容量式DSCセンサーで計測することによって流量を正確に測定することが可能です。

イメージ:静電容量式DSCセンサーによる流速の計測

静電容量式DSCセンサーによる流速の計測 カルマン渦列

温度センサーと質量補正演算機能による流量の補正

渦流量計は流速を計測し、得られた流量を容積流量で表します。 しかし通常蒸気の量はkg/hや、t/dayといった質量流量で表されますので、蒸気を計測する場合は比重量の値を使用して、質量流量に単位換算する必要があります。 蒸気の場合、比重量の値が圧力によって大きく異なりますので、圧力変動がある蒸気流量を計測する場合は、あらかじめ定めた一点の比重量で計算を行うと、正しい質量流量が得られません。

下図は一定流量の蒸気の圧力を0.3MPaG~0.7MPaGの間で変動させ、単位換算に使用する比重量の値として0.5MPaGの値を使用した場合と真値との偏差を表したものです。これを見ると、圧力が0.5MPaGの時は偏差ゼロですが、圧力が0.5MPaGから離れるにつれて偏差が大きくなっていることがわかります。

質量流量補正のポイントは、リアルタイムに適正な比重量を使用して計算を行うことです。飽和蒸気の場合は、温度か圧力のいずれか一方がわかれば、比重量を特定できます。また、過熱蒸気の比重量を特定するためには、温度と圧力の両方の値が必要です。

グラフ:圧力変動に対する偏差

耐久性に優れ、リアルタイムで補正演算

カルマン渦列周波数を検出する素子はバランシング静電容量式DSCセンサーを採用。急激な温度変化や振動などのノイズにも強く安定して測定できます。また、可動部のないシンプル構造で耐久性にも優れた流量計です。
温度センサーと質量補正演算機能を内蔵。蒸気の温度を検出して、リアルタイムで飽和蒸気の比容積変動に対応した自動質量流量補正を行います。

イメージ:静電容量式DSCセンサーによる流速の計測

蒸気乾き度計測機能(オプション)

水分を含む飽和湿り蒸気は、配管腐食やウォーターハンマーなどのトラブルの原因となります。が、しかし
ある工程では飽和湿り蒸気が求められる場合があります。EF200は飽和湿り蒸気の「乾き度」を計測することができ、「蒸気の質」の改善や湿り度の把握に活用できます。

グラフ:圧力変動に対する偏差

  • ※乾き度の測定精度は乾き度の値によって異なります。詳細は製品仕様書をご確認ください。
  • ※本機能の使用においては、機能を搭載できる型式、サイズ、圧力など、そのほか制約・条件が存在します。詳細につきましてはお問い合わせください。

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