- ホーム
- 製品情報
- スチームトラップ
- バイパスブロートラップ
- 選定のポイント
流体制御機器
バイパスブロートラップ
BTシリーズ/PBTシリーズ/MBTシリーズ/J3S-Xシリーズ
構造断面図
型式 | 断面図 |
---|---|
J3S-X-BV J3S-X-MB J3S-X-PB |
![]() |
BT3N MBT3N PBT3N |
![]() |
J3S-X-RV | ![]() |
トラップの選定に必要な項目
選定にあたっては、下記の項目の確認が必要です
-
1) 用途(使用箇所)の確認
蒸気輸送配管、装置(初期ブロー、スチームロッキング対策)等
-
2) 使用条件の確認
トラップ前後の圧力関係、温度、ドレン量等
- *トラップ出口側圧力はトラップ入口側圧力の99%(X-エレメント内蔵の場合は90%)以下の使用条件であれば使用可能です。
-
3) トラップの呼径、接続方法、要求材質等
以上の項目から各ステップにて適正型式を選定してください。
バイパスブロートラップの選定ステップ
<ステップ 1> 型式の絞り込み
- 使用する用途、使用条件から、下記の選定表より該当する型式の製品仕様書(PDF)に進んでください。
(1) 使用 圧力 MPaG |
(2) 最高 使用 温度 ℃ |
(3) 本体 標準 材質 |
(4) 内蔵 バイパス ブローバルブ (調節弁)の 種類 |
(5) トラップ からの 最大 排出 流量 kg/h |
用途*1 | 内蔵 エアベント の種類 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
蒸気 輸送 配管 |
装置 | 暖 房 空 調 |
|||||||||
加 熱 |
蒸 発 |
乾 燥 |
|||||||||
~ 1.0 | 185 | ステンレス鋼 | 手動バイパス ブローバルブ |
760 | J3S-X-BV | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | X-エレメント*2 |
電動バイパス ブローバルブ |
J3S-X-MB | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
空気動バイパス ブローバルブ |
J3S-X-PB | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
鋳鉄 | 手動バイパス ブローバルブ |
425 | BT3N | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | バイメタル*3 | ||
電動バイパス ブローバルブ |
MBT3N | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
空気動バイパス ブローバルブ |
PBT3N | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
~ 2.1 | 220 | ステンレス鋼 | 手動調節弁*4 | 760 | J3S-X-RV | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | X-エレメント*2 |
- *1ここに示す用途はあくまでもガイドラインです。実際には使用条件によって各種用途に使用できる場合がありますので、選定に対しご不明な場合はTLVへお問合せください。
- *2初期エアおよび装置の運転中に入ってくる高温エアも自動排出します。
- *3初期エアのみ自動排出します。
- *4微開することで、スチームロッキング対策が可能です。
※以下は該当する型式の製品仕様書(PDF)で確認し、適正型式を選定してください。
<ステップ 2> 材質の確認
- ステップ1で選択された型式の標準材質でいいか確認ください。該当しない場合はオプションを確認し、それでも該当しない場合は他の型式を確認ください。
<ステップ 3> 流量の確認とオリフィスNo.選定
- 使用箇所のトラップにかかる圧力条件により、作動圧力差から排水能力グラフより安全率を考慮し、要求する流量を満足するか確認ください。指定なき場合の流量安全率は1.5以上を確保ください。
<ステップ 4> 呼径、接続仕様等の確認
- 選定した型式の呼径、接続仕様などが希望のものかを確認してください。