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流体制御機器

蒸気プロセス用減圧弁(セパレーター・トラップ内蔵)

COSシリーズ

装置に組み込んだ例(コンパクト化に貢献)

過熱水蒸気発生装置への乾き蒸気供給
使用機器
お悩み

過熱水蒸気発生装置は、新たに導入する機器であることが多く、現場にとっては追加機器であるため設置スペースの捻出が困難。

過熱水蒸気発生装置
過熱水蒸気発生装置

改善内容
  • 供給する元蒸気に混入している凝縮水の水滴が少ないほど効率がよく、コンパクトに設計することが可能なため、水滴の分離効率の高いサイクロンセパレーター及びセパレーター・トラップ内蔵減圧弁を採用し、装置のコンパクト化に成功
  • 設置スペースを大幅に削減
  • セパレーターにより汚れを防止
改善のポイント
  • 分離効率が高いサイクロンセパレーターで確実に水滴を除去することで加熱器部分を最小限にすることに成功
  • セパレータートラップ内蔵減圧弁で設置スペースも大幅に削減
脱臭装置への乾き蒸気供給
使用機器
お悩み

蒸気エジェクターで脱臭する際、供給する蒸気に混入している凝縮水の水滴が少ないほど真空が安定し、確実に脱臭することが可能。
このため、セパレーターの設置が有効だが、もともとセパレーターが設置されていないことが多く、新たに設置スペースを捻出することが難しい。

脱臭装置
脱臭装置

改善内容
  • 供給蒸気配管にセパレーター、またはセパレーター・トラップ内蔵減圧弁を設置して蒸気中の水滴を除去
  • トラップ内蔵のセパレーター採用により、新たな設置スペースは不要
  • セパレーター内蔵タイプの減圧弁採用により、設置スペースを大幅に削減
改善のポイント
  • 分離効率が高いサイクロンセパレーターで確実に水滴を除去
  • DC3Sはトラップ内蔵のため、新たな設置スペースは不要
  • セパレーター・トラップ内蔵減圧弁なら更に設置スペースを大幅削減

課題解決例:二次側圧力が安定しない

課題

通常の減圧弁は内部のピストンという部品が、蒸気の流れ自体で動きを乱されてしまうため減圧弁二次側の圧力が不安定となり、設定値からずれてしまうことがあります。

課題:二次側圧力が安定しない(減圧弁)

解決策

COSPECTは球状ピストンを採用することで、蒸気の流れにも影響されず正確な動作が行えます。そのため、減圧弁二次側の圧力は安定し、設定値からずれてしまうことが非常に少なくなります。

解決策:二次側圧力が安定しない(減圧弁)

課題解決例:生産物に不良が出る

課題

蒸気配管中を流れる錆・スケールや水滴が生産物に付着することで品質に悪影響が及ぶことがあります。

課題:生産物に不良が出る(減圧弁)

解決策

COSPECTはセパレーター・スクリーン(ストレーナー)・スチームトラップを内蔵しています。
大きな錆やスケールはスクリーンでブロックし、スクリーンを通過する細かい錆やスケールはセパレーターで強制分離してドレンと共に排出します。これにより生産物や品質に悪影響が及ぶことを防ぎます。

解決策:生産物に不良が出る(減圧弁)

課題解決例:安全弁が吹く

課題

蒸気配管中を流れる錆・スケールは、ピストンのスムーズな動きを妨げ、減圧弁二次側圧力を上昇させて、安全弁が吹いてしまう原因となることがあります。

課題:安全弁が吹く(減圧弁)

解決策

COSPECTはセパレーター・スクリーン(ストレーナー)・スチームトラップを内蔵しています。
錆やスケールはセパレーターで強制分離してドレンと共に排出するため、ピストンはスムーズな動きを継続することができ、安全弁が吹くような昇圧を起こしにくくなっています。

解決策:安全弁が吹く(減圧弁)

課題解決例:配管施工を簡単にしたい(蒸気使用装置をコンパクトにしたい)

課題

セパレーター、ストレーナー、スチームトラップを別々に施工しなければならないため、工事が複雑になるだけでなく、設置に大きなスペースが必要になります。

課題:配管施工を簡単にしたい(減圧弁)

解決策

COSPECTはセパレーター・スチームトラップ・ストレーナーを本体に内蔵しているため、工事が非常に簡単で、減圧弁1台分の小さなスペースに設置できます。

解決策:配管施工を簡単にしたい(減圧弁)

製品関連情報