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流体制御機器

ポンプ機能内蔵 スチームトラップ(PowerTrap)

GTシリーズ

差圧不足が原因のストールを解消

熱交換器内の蒸気圧力が、出口側の圧力(背圧)より低下した場合、ドレンはスチームトラップから排出されず、装置内に滞留します。この現象を「ストール現象」と呼び、さまざまな問題の原因になります。

ストール現象は「もっと知りたい蒸気のお話」のストール現象 前編(発生原因と問題)ストール現象 後編(ストールの解消方法)で詳しく解説しています。

トラップ機能を内蔵

リボイラー

ご利用、選定にあたっての注意事項

パワートラップは装置熱交換器内のドレン滞留を軽減しますが、ウォーターハンマーなど装置、配管上の問題(*1)の解消や、制御性の向上などの運転性能(*2)の向上を保証することはできません。
これらの問題、課題を確実に解消するためには、事前に原因の特定が必要です。原因調査としてTLV技術員による総合診断(有償)が可能ですので、詳しくはTLV担当者にお問い合わせください。

  • *1熱交換器内の配管経路が細く、ドレンの流下が表面張力により阻害されている場合や、配管レイアウト、周囲のバルブからの蒸気漏れなどが原因の場合
  • *2制御弁の制御性や非加熱物・冷却物の温度制御性など

ポンプ機能内蔵スチームトラップ設置配管図

※ここに示す配管図はシステムの概要を示すためのものであり、工事施工目的の図ではありません。

GT10による熱交換器の標準配管例

GT10による熱交換器の標準配管例

(1) 逆止弁
PowerTrapには、出入口逆止弁が付属しています。
(4) 仕切弁またはボールバルブ
(2) ストレーナー40メッシュ以上 (5) エアベント
(3) 仕切弁またはニードル弁 (6) スチームトラップ
注意
  • 操作気体は蒸気をご使用ください。蒸気以外の気体の場合は、TLVにご相談ください。
  • 装置のドレン出口高さは、流入水頭+ドレンヘッダー径以上が必要です。
  • 安全のため、必ず取扱説明書をお読みください。

製品関連情報