温水流量を増加させて洗浄時間を短縮したい…
工場内で広く高温水が使えるようになり、パストライザーやタンク以外にも様々な洗浄作業に利用。作業時間の短縮を実現しています。
洗浄作業が長引く原因となっていたのは、温水の問題でした。大量の高温水を用意するのに時間がかかってしまい、作業効率が悪いのです。そこで、蒸気を使って大量の高温水を短時間で供給できる蒸気式温水製造ユニット(SteamAqua)を導入し、作業時間が従来の半分以下に短縮されました。
でんぷん加工会社様
使用装置名 | パストライザー、製造タンクの洗浄用 |
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生産物 | でんぷん加工品 |
採用いただいた製品
お悩み
高温水の準備に時間を取られ洗浄作業が長引いてしまう
パストライザーや製造タンクの洗浄・加温用に85℃の高温水を使用します。そのために、タンクに溜めた水を蒸気コイルを使って85℃まで昇温するのですが、その作業だけで30~60分もかかってしまうのが悩みの種でした。特に朝と晩は洗浄作業が集中して温水の需要が逼迫するため、短時間で高温水を用意する方法は無いかと考えていました。
問い合わせのきっかけ
温水器の自社開発を試みるもノウハウが無く断念
温水器を自社で作ろうとしましたが、ノウハウが無く設計に時間がかかったため、自社開発を止め自社に合う製品を探しました。
解決策
省スペース、サポート体制から蒸気式温水製造ユニット(SteamAqua)を導入
数社が提供している温水器の中で、設置スペース、サポート面からTLV製を選択。
85℃の温水を直接蒸気式温水製造ユニット(SteamAqua)で生成し、パストライザー、製造タンクに供給することとしました。
改善結果
工場内の他の洗浄工程にも活用し、
次々と洗浄時間を短縮
最短5分で85℃のお湯を供給でき、これまでのようにタンクの昇温を待つ必要はありません。更に、工場内でいつでも85℃の温水が使用できるようになったため、パストライザーや製造タンクの洗浄・加温に加えて、床洗浄、器具洗浄にも高温水が使えるようになり、それぞれの洗浄時間も短縮できました。
将来的には、国内の他の工場にも設置したいと考えています。
お客様の声
「当初予定していた工程だけでなく、工場内の様々な洗浄に活用できて、作業時間短縮に貢献しています。
導入の際に、蒸気についても色々と教えていただいたのに触発され、近隣で開かれた省エネルギーセンター・TLV共催のセミナーにも参加しました。採用の決め手となったサポート体制には、現在も満足しています。」