立地環境の変化から、早朝の住宅地でボイラーのブ ロー音の騒音クレームが増加…
⼯場近隣の宅地開発が進み、従来と同じでもクレームになってしまうブロー⾳(ブロー⽔がフラッシュする⾳)の軽減を実現
住宅地に立地するある工場では、早朝に騒音がするというクレームが近隣住民から多く寄せられるようになりました。この騒音とはボイラーを立ち上げる時のボイラーのブローの音を指しているようでしたが、廃高温水熱交換器SR-Bを導入することで、ブロー音の軽減、省エネ、さらには湯気のモヤモヤ解消にもつながった事例です。
ゴム製品製造会社様
使用装置名 | ボイラー |
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採用いただいた製品
お悩み
⽴地環境の変化で、従来と同じ⽅法でしてもクレームが⼊るようになった
早朝にボイラーを立ち上げてブローをすること自体はずっと以前から行っており、その音の大きさも当初から変わっていません。しかし、近年は工場近隣に住宅が増えたことで、これまで気にならなかった早朝のブロー音(ブロー水がフラッシュする音)に対して騒音クレームが入るようになりました。
また環境意識の高まりで、湯気のモヤモヤや早朝の騒音を問題だと感じる人も増えてきています。
問い合わせのきっかけ
省エネの情報収集を目的に参加したセミナーにヒントがあった
当時、省エネの情報収集のため参加したTLVのスチーム・アカデミー・セミナーで、悩まされていたボイラーのブロー音の解消だけでなく無駄に捨てられていた廃高温水の熱を活用して省エネできることを知り、講師に相談されました。
解決策
廃⾼温⽔熱交換器 SR-Bを設置し、ボイラーの連続ブロー⽔を回収
ボイラーの連続ブロー水を回収するために、廃高温水熱交換器 SR-Bを設置しました。その結果、ボイラーのブロー水は直接SR-Bに流れ込むため、ブロー音(ブロー水がフラッシュする音)が軽減されました。
改善結果
ボイラーのブロー⾳(ブロー⽔がフラッシュする⾳)が軽減しただけでなく、燃料費削減、省エネルギー、湯気のモヤモヤの解消も実現しました。
ブローの音の軽減に加えて、ボイラー連続ブロー水の保有熱を給水タンク回収してボイラー給水の昇温に利用できるようになり、燃料費削減、省エネルギーの効果も上がりました。さらに湯気のモヤモヤも解消されるという付随効果もありました。