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業種:食品

高温水のタンクのせいで、工場内が暑く作業環境が悪い…

食品工場で一番重要なのは衛生面。大量の温水を仕込みに使える水道法基準適合の蒸気温水器は他にありません。

商品の仕込みや容器・器具の洗浄用に大量の高温水を使うため、現場の大きなタンクに常に蒸気を流しっ放しにして、大量の高温水をためていました。しかし、これが暑さや湿度の原因となり、現場環境が悪化。この解決策として、瞬間湯沸かし器方式で大出力、間接加熱式で水道法適合品だから仕込み用途にも使える蒸気式温水器を試しに導入しました。その結果、現場の暑さを解消した上に、ドライ化、節水、省エネ、省スペース、生産効率向上にも貢献。今では敷地内の3つの工場で蒸気式温水製造ユニット(SteamAqua)を導入いただいている事例です。

SSKセールス株式会社 福島工場様

SSKセールス株式会社 福島工場様の商品一覧

所在地 福島県伊達市
使用装置名 調合釜の仕込み用、容器・器具の洗浄用等
生産物 レトルトパウチ食品、菓子(ゼリー等)等

お悩み

タンクにためた大量の高温水のせいで、工場内が暑くなり作業環境が悪い

商品の仕込み用や、毎日使った容器、器具の洗浄用に、1日3t、4t、多い時には10tという大量の高温水を使います。1t以上の大量の温水を一気に使うこともあるのですが、欲しい時にすぐ使う必要があり、水から沸かすと時間がかかるため、あらかじめ大量の水を蒸気で沸かして、金属製の大きなタンクにためていました。
熱で殺菌する目的もあり、常に80℃~90℃の温水になるよう、タンクの中に蒸気を流しっ放しにし、蛇管を通して熱交換をしたり、プレートヒーターで熱交換をしたりして、いつでも必要な温度の温水を大量に使用できるように用意。この、常に蒸気を流しっ放しで、タンクに大量の高温水がある状態のため、現場には湿気がこもり、非常に暑くなって困っていました。特に、福島は盆地で夏場はただでさえ暑いため、工場内の作業環境が余計に悪くなっていました。

タンクにためた大量の高温水のせいで、工場内が暑くなり作業環境が悪い

問い合わせのきっかけ

暑さをはじめ、現場の問題を一気に解決できる蒸気式温水器がある?

大量の高温水が必要なため、現場がどんなに暑くても仕方がないと諦めていた時に、TLVの蒸気式温水製造ユニット(SteamAqua / スチームアクア)を紹介されました。蛇口をひねればすぐに必要な80℃~90℃の温水が大量に出る。設置場所もコンパクト。蒸気も流しっ放しではなく必要なときにだけ使う。当時はそれを聞いて皆「そんないいものが本当にあるの?」と半信半疑でした。しかし、「それが本当なら・・・」ということで、試しに1台導入してみることにし、社内稟議を上げました。

解決策

タンクを蒸気式温水製造ユニットに置き換えて、暑さ解消、ドライ化、節水、省エネ、省スペース実現

スチームアクアに対して上司からは「本当にこれほどのメリットが出るのか?」「費用対効果はあるのか?」という半信半疑な状況の中、社内稟議もなかなか通りませんでした。そこで、TLVの協力も得ながら様々な観点での導入メリットを具体的な金額で試算して社内に提出。その結果、上司も納得し、2014年1台目のスチームアクア (SQ6)を第二工場に導入しました。

導入メリットの試算

  • タンクの温水廃棄ロス削減(水道代、加熱用蒸気量削減)
  • タンクからの放熱ロス削減(燃料代削減)
  • タンクからの圧送ポンプ停止(電気代削減)
  • エアコン負荷削減(電気代削減)
  • メンテナンス費用削減(工数削減)
  • スープ液切れ解消(生産機会損失削減)

導入後の効果は予想以上で、「こんなに簡単に大量のお湯が出るなんて」と現場では皆驚きました。とにかく環境が劇的に改善されたのです。
瞬間湯沸かし器方式で温水を使うときだけ蒸気を使うため、周囲が暑くなりません。今まで温水をためていたタンクを撤去し、スペースも確保できました。「環境が良くなった」「いい買い物をした」と現場ではとても好評です。

タンクを蒸気式温水器に置き換えて、暑さ解消、ドライ化、節水、省エネ、省スペース実現

従来のように蒸気を流しっ放しにする必要もなく、冷房費も抑えられます。蒸気代については、スチームアクア単体でのコストダウンは明確ではありませんが、工場全体での重油代はやや下がりました。 水の使用量も減少しました。以前は衛生面を考慮して毎日タンクにためた温水を捨てていましたが、床が濡れる、お湯を捨てるため更に暑くなる、という問題がありました。スチームアクアなら、お湯を止めればそれで完了となり、これらの問題も全て解消されました。
スチームアクア導入により、室内作業環境のドライ化、暑さ・作業スペース・水の問題、全てを解決しました。

タンクを蒸気式温水器に置き換えて、暑さ解消、ドライ化、節水、省エネ、省スペース実現

改善結果

間接加熱式で水道法基準適合だから仕込み・洗浄にも安心して使えると好評!
3工場に導入拡大

製造現場でも生産効率向上に貢献

製造現場でも当初予想していた以外の効果がありました。これまで調合釜の仕込みでは、タンクに用意しておいた温水だけでは足りず、水を沸かして使う場合がありましたが、水からだと作業時間がかかるため、連続した仕込みでは仕込みと仕込みの間が途切れてしまって、後工程の充填ができず生産が止まってしまうという場合がありました。スチームアクアでは、それら全てに温水を潤沢に使えるため、生産停止の問題も解決し、製造現場でも助かっています。

製造現場でも生産効率向上に貢献

衛生面でも安心して調合に直接使用

スチームアクア導入で最も良かった点は、衛生面でも安心して使える点です。
人の口に入るものを作っている以上、衛生面には一番気を使います。これまでにもコンパクトな蒸気式温水器自体は他にもありましたが、どうしてもそれらは直接生蒸気が触れるものばかりで、衛生面で使用できませんでした。蒸気をボイラーで焚く際に清缶剤を使っているため、生蒸気を直接製品に入れたり、洗浄に使うことはできないのです。そのため、どうしても間接的に水を沸かしてお湯にして使わざるを得ません。その点、スチームアクアは間接的に蒸気を使ってお湯を沸かしており、しかも水道法基準適合品なので、製品に直接混ぜる仕込みの調合用途も含めて採用できました。
やはり、食品メーカーとしていかに衛生的に食品を作るかを常に追求し、食材だけでなく、使っている水にも気を使うので、この点は最も重要です。

衛生面でも安心して調合に直接使用

工場内での高評価を受け3工場に導入拡大

導入前は半信半疑だった上司からの評価も高く、1台目の実績を受けて同じ悩みを抱えていた第一工場でもスチームアクアの導入を決定。今回はすぐに稟議が通って2016年に導入しました。同年に第三工場にも3台目のスチームアクアを導入。3台目は過去2台の実績から1週間ほどで稟議が通りました。会社として「この設備は間違いない」という認識のもと、現在敷地内の3工場に1台ずつスチームアクアを導入し、もう1台別ラインに導入する計画もあります。

SSKセールス株式会社 福島工場様の全景

お客様の声

お客様の声

旧SSKプロダクツ株式会社
福島工場 製造第1課 課長
伊藤 弘之様

「1台目のスチームアクアの社内稟議では、「本当にこれだけの効果が出るのかもっと精査しろ」と突き返されたりしましたが、担当者にはメリットが分かっていたので「どうしても導入したい」という熱意がありました。
最終的に導入することになり、それまで不安もあった分、導入した瞬間に予想以上の効果が発揮されたときのインパクト、周りの評価は大きかったですね。これで大丈夫という太鼓判が押されて、現在3台を導入し、4台目を検討しています。メンテナンスも必要なく、非常に満足しています。
私自身は喜多方工場に異動になりましたが、赴任先でもスチームアクアを検討したいですね。」

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