2020年6月30日配信 Vol.202
スチームトラップには、その種類によってドレンを連続的に排出するものと、間欠的に排出するものとがありますが、時々その動作を知らずに「壊れている?」「漏れている?」とお問い合わせいただくことがあります。百聞は一見に如かず。実際にどのような動作をするのか記事の実写動画でご確認ください。
その他、モデルチェンジをして「見える化」の導入がより簡単になった新エネルギーモニタリングシステムをご紹介します。 |
【徹底比較】ドレン量、排出時間等を動画で比較!
スチームトラップの連続排出と間欠排出の違い
スチームトラップがドレンを排出する動作には、「連続排出」と「間欠排出」の2つのタイプがあります。
・連続排出:スチームトラップへのドレン流入がある限り途切れずに排出し続ける
・間欠排出:排出する時間と止まっている時間が交互に現れる
文字で説明するとこのようになりますが、連続排出を「ドレンがたまったらいつでも排出する動作?」等と誤解されている方も少なくありません(連続排出はドレンをためずに排出するので、「たまったら」という表現は適切ではありません)。
また、連続排出タイプのスチームトラップがドレンを連続して排出する様子を見て「漏れているのでは?」とお問い合わせをいただくこともあります。
以下のページでは、連続排出・間欠排出に分類されるスチームトラップの種類をご紹介し、連続排出・間欠排出それぞれのドレン排出の仕方を実写動画でご説明しています。
ドレン流入量に応じたドレン排出の見え方の違いまでご確認いただけますので、是非一度ご覧ください。
◆ あわせて読みたい!蒸気漏れとフラッシュ蒸気の違いとは?
排出されるドレンから発生したフラッシュ蒸気については、蒸気漏れとの違いを実写動画で解説した「蒸気漏れとフラッシュ蒸気の見分け方」をご覧ください。
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【新発売】短納期・低コストで簡単に「見える化」!
エネルギーモニタリングシステムが新しくなりました
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構内各所に設置した流量計の値をPCなどに集約して一元管理・表示する「見える化」ツール。
TLVでも20年ほど前から、流量計だけでなく電力や燃料使用量なども一元管理できるエネルギーモニタリングシステムとしてEcoBrowser(エコブラウザ)をご提供しています。
このEcoBrowserが、この度EcoBrowser EB2へとモデルチェンジしました。 |
モデルチェンジの特長はズバリ「短納期と低コストによる導入のしやすさ」。
以下のような特長を備え、従来よりも更に導入・管理が楽になりました。
・従来モデルよりも機能を絞り、導入までの打ち合わせや設計の工数を大幅削減。
保守費用も低減。
・既存の構内LANを活用するため配線工事が楽。
・シンプル機能で操作が簡単。管理しやすい。
・いつでもどこでも、PCやタブレット端末のWebブラウザで計測データが閲覧可能。
・一般財団法人省エネルギーセンターが開発したエネルギーフロー評価ツールと連携。
モニタリングシステムの枠を超えた、省エネ実現システムとも言えるEcoBrowser EB2。単にシステムを納品するだけではなく、今後どのように省エネを進めていくか、エネルギーモニタリングシステムをどう活用していくか、という企画段階から省エネの施策効果確認まで、TLVは一貫してサポートします。
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