2021年03月30日配信 Vol.211
蒸気を使う上で欠かせない減圧弁。今月は減圧弁の実験動画をお届けします。
減圧弁へのドレン流入を防ぐため、減圧弁手前にはセパレーターとスチームトラップの設置が推奨されています。しかし、中には設置していない現場もあるようです。
今回、実際に設置の効果がどの程度あるのか、トラップを設置した場合としない場合を比較した実験動画を作成しましたので是非ご覧ください。
その他、最近蒸気の制御や減圧弁関連のご相談も増えている、オンライン蒸気のお悩み相談所(無料)をご案内します。 |
【実験動画】減圧弁に流入するドレン量を検証!
スチームトラップ設置の効果は?
TLVを含む減圧弁メーカーの多くが、減圧弁の手前にはセパレーターやスチームトラップを設置するよう推奨しています。これは、ドレンが減圧弁へ流入すると次のようなデメリットがあるためです。
・制御性を悪化させる
・減圧弁の寿命を縮める
言い換えると、セパレーターやスチームトラップが無ければ、減圧弁にはドレンが流入してしまうということになります。しかし本当に、手前のスチームトラップが無いとドレンは減圧弁へと流れ込んで影響を及ぼすのでしょうか?
どの程度のドレンが流れているのか、実際に見たことがある方は少ないと思います。
今回、配管と蒸気を用いて、減圧弁手前に設置するスチームトラップの効果を確認する実験動画を作成しました。減圧弁手前にスチームトラップを設置した場合、スチームトラップ内蔵の減圧弁を使った場合の2つのパターンで検証しています。
百聞は一見に如かず、是非ご覧ください。
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これまでにご相談いただいた内容は、機器の選定、補修・部品のご相談、原単位の正確な把握に関するご相談などさまざま。
最近は特に、次のような蒸気の制御で減圧弁に関するご相談を多くいただきます。 |
「手動制御に手間がかかる、自動制御に変えたい」
「減圧弁の作動原理を教えてほしい」
「圧力調整がきかなくなる原因を教えてほしい」
状況によってはご希望に応じた現場訪問も可能です(コロナウィルス感染防止対策をした上で入場します)。
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