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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2024/09/10 Vol.115

2024年09月10日配信 Vol.115

TLV・TTSメールマガジン 保全と検査に革新を


桟橋の鋼管杭は、乾燥と湿潤状態が繰り返され腐食しやすい環境にある一方で、外装材やフジツボなどを除去しないと検査ができず、「検査に工数とコストがかかりすぎる」「設置以来検査したことがない」という声も聞かれます。 

今月は検査方法を従来のUT(超音波肉厚測定)から、表面処理が不要なPEC 
(パルス渦流探傷)に変更し、工数・コストを大幅に削減して検査カバー率が上がった桟橋の鋼管杭のスクリーニング検査事例をご紹介します。



表面処理不要、工数・コストはUTの数十分の一! 
  【事例】経年劣化した桟橋の鋼管杭の腐食検査


桟橋の鋼管杭の腐食検査事例


着船用の桟橋や河川の橋に使用されている鋼管杭について、次のようなお悩みはありませんか? 

「安定操業のために桟橋の鋼管杭の健全性を確認したいが、設置して数十年検査をしたことがない」 
「鋼管杭に保護用のFRPが巻き付けられていて、劣化状況を確認できない」 
「FRPのカバーが剥がれれば外装のみ補修するが、内部の杭までは確認していない」 
「外装材等を解体して検査するにはコストがかかりすぎる」 

パルス渦流探傷検査 PEC(Pulsed Eddy Current)なら、FRPなどの外装材やフジツボ、カキ殻等の除去をせずに検査でき、防水プローブを使えばダイバーを使った海中での腐食検査も可能です。UTによる検査の数十倍にあたる800点程度を1日で測定し、大幅に検査カバー率を上げることができます。 

実際にPECで桟橋鋼管杭をスクリーニング検査し、1日で4本の杭の検査を完了して工数・コストが大幅に抑えられた事例の詳細は以下をご覧ください。