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逆止弁 後編
逆止弁の種類
逆止弁 前編では、流体の逆流を防止する逆止弁の機能や用途など基本的な事項についてご説明しました。今回は一般的によく使用される逆止弁の種類とその特徴について見てみます。
逆止弁は流れによって自動的に開閉弁しなければならないため、バルブの一種とはいえ、手動弁とは異なる構造のものが多いようです。
蒸気用に限定しなければ、バタフライ弁を二つ折りにしたような構造のものやバイパス回路を内蔵したものなど、多種多様な逆止弁が存在しますが、ここでは蒸気系統でよく使用される、スイング、リフト、ディスクの3つのタイプに絞って説明します。
スイング式逆止弁
概要 |
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作動 |
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特徴 |
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取付 |
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リフト式逆止弁
概要 |
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作動 |
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特徴 |
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取付 |
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ディスク式逆止弁
概要 |
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作動 |
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特徴 |
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取付 |
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逆止弁使用時の注意点
逆止弁を設置し使用する際には、特に以下の点に注意する必要があります。
取り付け姿勢
垂直配管への取り付け不可、垂直配管への取り付け可能でも上から下の流れは不可など、取り付け姿勢に制限があるタイプもあります。
例えば垂直配管で上から下向きの流れで設置した場合に、自重で弁が開いてしまうタイプはその姿勢では使うことができません。
チャタリング
逆止弁は圧力差によって開閉するため、圧力変動が頻繁に起きている場所に設置すると、短いサイクルで開閉を繰り返してしまうチャタリングが発生することがあります。
弁体が軽量で、全閉から全開までの弁の可動距離が短い構造の逆止弁では、その発生リスクが高まります。
チャタリングが発生すると、弁と弁座が衝撃を伴なって接触し、シート部の摩耗が進行します。更に、開閉を頻繁に繰り返すことで摺動部や回転部の摩耗も進行し、寿命が大幅に短くなります。
締め切り時の弁漏れ
逆止弁は自動的に逆流を防止してくれる便利なバルブですが、その締め切り性能は締め切りを目的とした他のバルブに比べ、優れているとは言えません。
少しの漏れも許容できないような用途には、逆止弁だけでは不十分かもしれません。その場合は、締め切り弁などを組み合わせることも必要です。
逆止弁の設置の仕方については、 逆止弁の設置と効果でご説明しています。