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省エネルギー

蒸気のモヤモヤと廃熱回収

蒸気のモヤモヤはエネルギー資源です

蒸気を使用するプラントの中でよく見られる「モヤモヤ」。このモヤモヤ(ドレンと廃蒸気)を放置していると見た目が悪いだけでなく、エネルギーの損失になることをご存知ですか?このモヤモヤは貴重なエネルギー資源なのです。

蒸気のモヤモヤはエネルギー資源です

熱源として使用された蒸気は潜熱を失い凝縮してドレンになります。ドレンは百数十℃の熱水であり、その熱量は蒸気が元々持つエネルギーを100とすると、まだ30前後もの熱エネルギーに相当します。この熱が有効活用されずに捨てられるのです。

ドレンを回収した場合

ドレン回収をした場合

ドレンを回収しない場合

ドレンを回収しない場合

また蒸し器やオートクレーブ、ゴムの加硫缶のように蒸気で直接加熱する設備・装置でしばしば見られる蒸気の排気は、その工程にとっては必要でもそのまま大気に逃がしてしまってはやはり損失になります。

ドレンや廃蒸気のような未回収の廃熱をエネルギーとして回収・再利用することで、現場のモヤモヤ解消だけでなく省エネルギーやコスト削減を実現できます。

給水タンクからの湯気

給水タンクから湯気が上がっているということは、ドレンを給水タンクへ回収することができているのですが、熱が余ってしまっている状態です。
もうお手上げなのでしょうか。いいえ、まだまだ回収の余地があります。

給水タンクからの湯気

ボイラーからの放蒸

せっかく発生させた蒸気を使わずに捨ててしまうなどということがあるのでしょうか?
発電を行っている場合などで発電を優先するために実際に蒸気を捨てているケースがあります。また、木屑や廃棄物の焼却を優先したら、蒸気が発生しすぎてしまうケースもあります。
あまりにももったいない。何とかして回収しましょう。

ボイラーからの放蒸

ベント管から湯気が昇っている

ドレン回収系統の途中にあるクッションタンクやドレンヘッダーのベント管から湯気が上がっていることがあります。
スチームトラップトラップの差圧を確保するために必要なベント管ですが、ベント管から排出されているフラッシュ蒸気も回収が可能です。

ベント管から湯気が昇っている

ドレンをピットに捨てている

回収先が遠いから、ドレン量が少ないから、ドレン圧力が低いから・・・様々な理由で回収されずにその場で放流されているドレンはありませんか?
集めてポンプで圧送すればメリットが出るケースもあります。

ドレンをピットに捨てている