蒸気の種類と用途 | 蒸気のことならテイエルブイ
  1. ホーム
  2. 蒸気のお役立ち情報
  3. もっと知りたい蒸気のお話
  4. 【蒸気の基本】蒸気の種類と用途

蒸気の基本

蒸気の種類と用途

蒸気の用途とは

蒸気とは、水に限らず物体が気体になった状態のことですので、世の中には様々な蒸気が存在しますが、しばしば蒸気=水蒸気の意味で使われます。

その水蒸気は、一定圧力の下で水が加熱され、沸騰、蒸発して気体になったもので、近年は工業分野だけでなく、家庭用のスチームオーブンやスチームクリーナーのように、その応用範囲が拡大しつつあります。

蒸気の用途は主に、加熱・加湿用途と動力用途に大別できます。
本稿では用途の面から蒸気の種類を整理してみます。

加熱・加湿用蒸気

正圧蒸気

最も一般的に工場で使用される蒸気です。熱交換器やスチーマーなどの加熱・加湿の目的で広く用いられ、通常0.1~5MPa、110~250℃程度です。

多くの場合、圧力と温度の関係が一定で使用しやすく、潜熱加熱による素早い加熱が可能であるため、飽和蒸気の状態で使用されます。食品加工などの分野では、「焼く・乾燥させる」ための熱源として過熱蒸気が使用されることがあります。特に大気圧力で200~800℃位に昇温させた常圧の過熱蒸気は扱い易く、新製品ラッシュの家庭用スチームオーブンに使用されているのも常圧の過熱蒸気です。

真空蒸気

大気圧力以下、100℃以下の蒸気で、従来は熱媒体として温水が用いられてきた温度域で使用され、近年急速に利用が拡大しています。

正圧蒸気と同じように飽和蒸気の状態で使用すれば、圧力の調整によって蒸気の温度を素早く変更できるので、温水では得られなかった緻密な温度コントロールが可能になります。もちろん減圧するだけでは大気圧以下にはなりませんので真空発生装置と組合わせて使用されます。

続きを読むには会員登録(無料)が必要です。